ブルーコートとSAP

ビジネスの機動力を向上させるために、SAPを始めとする業務アプリケーションをWeb上で配信するケースが増加しています。しかし、このようなブラウザー上で利用するアプリケーションは通常、グラフィックスや画像が多用されているため、帯域に余裕のないWAN回線ではパフォーマンス低下を招く恐れがあります。支店環境にいるユーザーの場合は、SAPアプリケーションを使った単純な作業や操作にも非常に時間がかかることがあります。例えばLAN環境ではわずか2秒でログインできても、支店からのWAN経由のログインには25秒以上もかかることもあります。

ブルーコートの アプリケーション配信ネットワーク(ADN)では、WebベースのあらゆるSAPアプリケーションの加速化が可能です。アプリケーション・パフォーマンス・モニタリングWAN最適化セキュアWebゲートウェイ の各機能を単一の総合インフラに統合することによって、ネットワーク上のすべてのトラフィックを検出・分類し、優先度を設定することが可能です。ネットワークをきめ細かく制御することによって、ビジネスの原動力となるあらゆるアプリケーションを経済的に加速化し、セキュリティを確保できます。

具体的には、Blue Coat ProxySG のプロトコルの拡張機能とキャッシュ最適化機能を生かし、伝送遅延の影響や帯域の制限に伴う問題を軽減し、WAN上のSAP Netweaverの配信を改善・加速化します。

パフォーマンス改善の成果。伝送遅延30msのADSL回線(768Kbps)でSAPアプリケーションへのログインテストを実施したところ、ProxySGアプライアンスでは、帯域使用が99%減少し、ログイン時間が12分の1に短縮しました。伝送遅延150ms、パケットロス0.1%のT3回線(45Mbps)でSAPファイルの取得テストを実施したところ、ProxySGアプライアンスでは帯域使用が99%以上減少し、ファイルの取得時間が97倍も高速化されました。